top of page
私は、小さい頃から自分の意思が強い子供でした。保育園時代も小学時代も、周りに流されるのが苦手だったので、大人からはいつも「協調性がない」と怒られました。小学時代は先生に目を付けられ、中学時代は同級生にいじめられました。団体行動が苦手だった私が高校で放送部に入部し、先輩にカメラの腕を褒められた時、カメラを生涯の仕事にしようと決めました。人と合わせるが苦手だった私は、知らない誰かに話しかけることは難しいと思い、報道を目指そうと決めました。そこからはアルバイトをして、高校時代はスーパーの品出しや倉庫での荷物の仕分けでお金を貯めてカメラを買いました。

大学には新聞奨学生になって進学。でも、過酷な環境に耐えられなくなり、2年で新聞配達を辞めてしまいました。時を同じくして「自分は報道カメラマンには向いていないかもしれない」と考えるようになりました。カメラマンになるにはコミュニケーションスキルが必須だと思い、接客業で自分を鍛えることにしました。結婚式場のカメラマン、駅弁の売り子、居酒屋の店員、スーパーのレジ打ち、警備員、とにかく色々なアルバイトを経験しました。「知らないお客様に話しかけるのは無理」と思っていたけど、アルバイトで徐々に克服していきました。今ではそのような面影が全くないほど、誰にでも話しかけられるようになり、コミュニケーションスキルを習得できた大学時代のアルバイトは、私にとってなくてはならない貴重な経験になりました。
 
この先、家族の歴史を残すカメラマンとして、ブライダルにもずっと携わっていきたいなぁと思っています。気を遣う撮影であるし、長時間重たい機材を持っていて、体力勝負な面が多々あるので、正直何歳までできるかは分かりません…が、カメラもミラーレスになり性能が良くなり、かなり軽量化しているので、細く長く携わっていきたいです。大学時代のアルバイトで初めてお金をいただいた撮影の仕事が結婚式でした。就職して会社員としてブライダルフォトグラファーになり、自身が結婚してからはカメラの仕事を離れてしまった時期がありましたが…ここまで幾度となく撮ってきて、何度その場に立ちあっても、そこにあるドラマに感動して、いつも感情移入をしてしまいます。時に一緒に泣き、時に一緒に笑い、だから辞められないのかもしれないです。
 
こんな私はクールビューティーを目指していて、カッコいい、仕事のできる女性カメラマンになりたい!​…と思っているのですが、実際はカメラバックにぐんまちゃんをつけていたり、可愛いもの好きでキャラクターのぬいぐるみをいっぱい持っていたり、すぐに感動して泣いてしまうタイプなので、全然クールビューティーにはなれていません(笑)見た目だけでも!と、白シャツに黒のスキニーパンツで、細いフレームの眼鏡をかけています。中身がクールじゃない分、見た目で補えていると思いますが、そう見えてなかったらぜひぜひコッソリと教えてくださいね(笑)皆さまの場所へ呼んでいただけることを楽しみにしています!
bottom of page